お恥ずかしい話ですが、AirPods Proのニセモノを買ってしまったので、ホンモノと並べて比べてみた結果を皆さんにシェアしようと思います。(涙目)
- フタに(多少の)ガタつきがある
- ヒンジ部分の塗装が荒い
- LEDの表面が微妙に異なる
- 生産国表示(Designed by Apple 〜)のフォントが異なる
2. シリアルナンバー
皆さん、「お前バカだなー。シリアルナンバーぐらいちゃんと確認しろよ」と思われると思われるが、Appleの保証状況確認ページには、模造品のシリアルナンバーも登録されていた。(正規品の使い回し?)
3. イヤホン本体
こちらも、表記されているシリアルナンバー、記号類が歪んだり滲んだりしている点が顕著だが、それ以外には大きな違いは見られない。
4. イヤーチップ
素人目にも明らかな違いがあったのは、イヤーチップのパッケージだった。付属品にまでお金かけてられないもんね。
- 正規品は紙製だが、模造品はプラスチック製
- 大・小の配置場所や、L/Rの印字の有無が異なる
5. 接続
6. iPhone上でのシリアルナンバー表示
最終的に、iPhone画面上でこのAirPods Proのシリアルナンバーを表示することができるかどうかが、正規品と模造品とを確実に区別する方法だった。
設定>Bluetooth>接続されているAirPods Proの画面
- 正規品は、機種名、モデル番号、シリアル番号、バージョン番号が表示されるが、模造品では表示されない
- それ以外にもいくつか、正規品のみしか表示されない項目あり
設定>一般>情報の画面
7. アイコン表示
8. 動作・音質
そういう訳で、騙されたと分かっても、普通にイヤホンとして使えるならもうこれでいいかと思いそうになったのだが、実際の動作や音質についても、正規品との比較はおろかまともに使用できない品質だった。
- 一度ケースにしまって切断(AirPodsの電源OFF)すると、次にケースから取り出してもそのままでは再接続されず、再度Bluetoothの接続を行う必要がある
- マイクの音声が途切れる
- ノイズキャンセリングが動作しない(ただ音量が大きくなるだけ)
- 外部音取り込みが正しく動作しない(外部音が極端に大きく、イヤホンの音が聞こえない)
- 複数デバイス間の自動切り替えが動作しない(iOS14以降)